不動産売却と土地活用について

KM企画代表の三浦です。

 

お客様からご所有されている不動産について「売却した方が良いのか、土地貸しやアパート建築などの方法で土地活用を考えた方が良いのか」というご質問をいただくことがございます。結論としては一概にどちらが良いと言えるものではなく、お客様の状況や物件によりケースバイケースではあるのですが、一般論として両者のメリット・デメリットについてお話しさせていただきます。

 

まず売却のメリットですが、

・一時的にまとまった金額が手に入る

・物件管理や固定資産税の支払いから解放される

・相続の際に分配しやすくなる

などが考えられます。

 

一方で売却には以下のようなデメリットが存在します。

・その不動産を活用した収益が得られなくなる

・譲渡所得に対し税金が課される

・相続の際により高い評価額となってしまう可能性が高い（一般的に相続税の計算に使われる評価額よりも実際の取引価格の方が高額になる為）

 

続いて資産活用のメリットです。

・長期にわたって安定収入を得られる可能性がある

・ローンを組んでアパート等を建築することにより、相続税の節税につながる可能性が高い

・代々受け継いだ土地などを手放さずに守っていける。

 

最後に資産活用のデメリットとしては以下の点が挙げられます。

・物件によっては活用が難しく、土地の借り手が見つからなかったりアパートを建てても空室が多く予定していた収益が得られない可能性がある。

・ローンを組んでアパート等を立てた場合は、最悪の場合ローンの支払いができずに物件を手放さざるを得なくなる可能性がある。

 

以上のように、売却にも土地活用にもメリット・デメリットが存在します。私どもは不動産のプロフェッショナルとしてお客様一人一人のご事情にあったアドバイスをさせていただきます。不動産に関するお悩みはどんなことでも是非一度弊社にご相談ください。